内田也哉子 謝辞弔辞動画 全文が素晴らしいと話題に! 内田裕也のロックンロール葬で

芸能
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2019年4月3日、東京・青山葬儀所で内田裕也さんの「ロックンロール葬」が営まれました。内田裕也さんは2019年3月17日に肺炎で死去しました。ロックンロール葬で読まれた内田也哉子さんの謝辞が素晴らしいと話題になっています。

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内田也哉子 プロフィール

内田也哉子さんのプロフィールがこちらです。

出典:www.asahi.com

  • 内田 也哉子(うちだ ややこ)
  • 生年月日:1976年2月11日
  • 出身:東京都
  • 職業:エッセイスト / 女優 / 歌手
  • 家族:父 / 内田裕也、母 / 樹木希林、配偶者 / 本木雅弘

内田也哉子さんは2019年4月現在43歳のエッセイスト父親は内田裕也さん、母親は樹木希林さん。夫の本木雅弘さんとは1995年にご結婚されています。

出典:www.pinterest.jp

女優や歌手としての活動も行なっています。

  • 映画
  • 東京日和(1997年)
  • 東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜(2007年)

こちらは「東京タワー」に出演した内田也哉子さんです。

出典:twitter.com

内田也哉子さんは「オカン」の若い頃の役で、「オカン」役は実の母の樹木希林さんでした。著書がこちら。

  • 著書
  • ペーパームービー(1996年)
  • BROOCH(2004年)

出典:www.amazon.co.jp

こちらは内田也哉子さんの音楽プロジェクト「sigh boat」のライブ映像です。

内田也哉子 謝辞弔辞全文 ロックンロール葬にて

2019年4月3日、東京・青山葬儀場で内田裕也さんのロックンロール葬が営まれ、堺正章さん、歌手のAIさん、ロックミュージシャンの鮎川誠さんをはじめ、約950人が参列しました。

3月17日に肺炎のため79歳で死去したロック歌手内田裕也(本名・内田雄也)さんのお別れの会が3日、東京・青山葬儀所で「ロックンロール葬」として営まれた。親交が深かったタレントの堺正章(72)、崔洋一監督(69)ら約950人の業界関係者やファンが参列した。

出典:www.sponichi.co.jp

出典:natalie.mu

喪主を務めた内田也哉子さんは次のような謝辞を述べました。

本日はお忙しいところ、父、内田裕也のロックンロール葬にご参列いただきまして、誠にありがとうございます。親族代表として、ご挨拶をさせていただきます。

 私は正直、父をあまりよく知りません。「わかりえない」という言葉の方が正確かもしれません。けれどそこは、ここまで共に過ごした時間の合計が数週間にも満たないからというだけではなく、生前、母が口にしたように「こんなにわかりにくくて、こんなにわかりやすい人はいない。世の中の矛盾をすべて表しているのが内田裕也」ということが根本にあるように思えます。私の知りうる裕也は、いつ噴火をするかわからない火山であり、それと同時に、溶岩の狭間で物ともせずに咲いた野花のように、清々しく無垢な存在でもありました。

 率直に言えば、父が息を引き取り、冷たくなり、棺に入れられ、熱い炎で焼かれ、ひからびた骨と化してもなお、私の心は、涙でにじむことさえ戸惑っていました。きっと、実感のない父と娘の物語が、はじまりにも気付かないうちに幕を閉じたからでしょう。けれども、きょう、この瞬間、目の前に広がる光景は、私にとっては単なるセレモニーではありません。裕也を見届けようと集まられたお一人、お一人が持つ、父との交感の真実が、目に見えぬ巨大な気配と化し、この会場を埋め尽くし、ほとばしっています。父親という概念には、到底、おさまりきらなかった内田裕也という人間が叫び、交わり、噛みつき、歓喜し、転び、沈黙し、また転がり続けた震動を、皆さんは確かに感じ取っていた。

 「これ以上、お前は何が知りたいんだ」

 きっと、父もそう言うでしょう…。

 そして、自問します。私が唯一、父から教わったことは、何だったのか? それは、たぶん、大げさに言えば、生きとし生けるものへの畏敬の念かもしれません。彼は破天荒で、時に手に負えない人だったけど、ズルイ奴ではなかったこと。地位も名誉もないけれど、どんな嵐の中でも駆けつけてくれる友だけはいる。
 「これ以上、生きる上で何を望むんだ」

 そう、聞こえてきます。

 母は晩年、自分は妻として名ばかりで、夫に何もしてこなかった、と申し訳なさそうに呟くことがありました。「こんな自分に捕まっちゃったばかりに…」と遠い目をして言うのです。そして、半世紀近い婚姻関係の中、折り折りに入れ替わる父の恋人たちに、あらゆる形で感謝をしてきました。私はそんな綺麗事を言う母が嫌いでしたが、彼女はとんでもなく本気でした。まるで、はなから夫は自分のもの、という概念がなかったかのように。勿論、人は生まれもって誰のものでもなく個人です。歴とした世間の道理は承知していても、何かの縁で出会い、夫婦の取り決めを交わしただけで、互いの一切合切の責任を取り合うというのも、どこか腑に落ちません。けれども、真実は、母がその在り方を自由意志で選んだのです。そして、父もひとりの女性にとらわれず心身共に自由な独立を選んだのです。

 2人を取り巻く周囲に、これまで多大な迷惑をかけたことを謝罪しつつ、今更ですが、このある種のカオスを私は受け入れることにしました。まるで蜃気楼のように、でも確かに存在した2人。私という2人の証がここに立ち、また2人の遺伝子は次の時代へと流転していく…。

 この自然の摂理に包まれたカオスも、なかなか面白いものです!

 79年という永い間、父がほんとうにお世話になりました。最後は、彼らしく送りたいと思います。

 Fuckin’ Yuya Uchida,don’t rest in peace just Rock’n Roll!!!

2019年4月3日
喪主 内田也哉子

出典:www.sponichi.co.jp

出典:www.sponichi.co.jp

「don’t rest in peace」「just Rock’nRoll!!」「安らかに眠るな」「それがロックンロールだ!!」という意味になります。内田裕也さんに向けるにふさわしい、そしてロックンロール葬にふさわしい言葉ですね。

内田也哉子 謝辞弔辞動画

ネット上には内田也哉子さんが謝辞を述べている様子を収めた動画がUPされていました。

内田也哉子 謝辞弔辞 SNSでの反応は?

まとめ

内田也哉子さんの謝辞からは、独自の視点で切り取った内田裕也さんの一面が垣間見えます。そしてまた内田裕也さんへの愛も感じ取れる素敵な文章でした。改めて内田裕也さんのご冥福をお祈り申し上げます。