心に刺さる…樹木希林の残した名言。私たちを魅了して止まない言葉

芸能
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2018年9月15日女優の樹木希林さんが亡くなりました。

本当に素晴らしい女優さんで、彼女の強く美しい生き様は憧れの対象です。

色々な経験を重ねた人だからこそ、彼女の残す言葉には不思議な魅力がありました。

今日は、そんな樹木希林さんの名言と呼ばれる残した言葉を紹介したいと思います。

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夫、内田裕也さんとの結婚の中で

樹木希林さんと内田裕也さんは結婚後、同居していた期間は僅か1年半、別居して40年以上と周囲から見て憧れる夫婦関係とは少し違います。

結婚して8年。

81年には内田さんが一方的に離婚届を出し裁判になった事もあります。

2009年に内田さんは交際相手の女性を脅し復縁を迫ったことで強要未遂、住居侵入の疑いで逮捕もされています。

DV、浮気、別居、逮捕と様々な問題があったにも関わらず夫婦関係を貫き続けました。

そんな樹木希林さんが結婚について語った言葉がこちら

「結婚なんてのは若いうちにしなきゃダメなの。物事の分別がついたらできないんだから。」

自由な内田裕也さんを夫に持つ樹木希林さんだからこその言葉ですよね。

確かに年々、理想は右肩上がりに伸びていくもの。

歳を重ねれば色々な知恵もついてしまうので、何も知らない内に勢いで結婚しておけばよかったと思う人も少なくないのではないでしょうか。

しかし、樹木希林さんは内田裕也さんとの結婚を後悔していた訳ではないと思います。

「全部、好きです。すべて何もかも好きです。もし、来世というものがあって、生まれ変わることがあるのなら、また巡り合うことがないように。出会わないように、気をつけたいわね。彼と出会ってしまえば、また好きになって大変な人生を送ることになるから」

このようなコメントを残していて、内田裕也さんへの深い愛を伺うことができます。

今まで二人の間にあった色々な出来事の中で感じた事を私たちは想像するしかできませんが、樹木希林さんが勝手に婚姻届を出したことで結婚生活が始まったというエピソードもある通り、ずっと樹木希林さんは内田裕也さんの事を形が変わろうと愛し続けていたのですね。

本当に素敵な言葉ですが、酸いも甘いもを知る樹木希林さんだからこそ残せた言葉は他にも沢山あります。

失明した時の言葉

2003年1月、樹木希林さんは網膜剥離を患い左目を失明しました。

その際になぜそれまで治療をしなかったのかと聞かれたところ

「今まで色々な物が見え過ぎた。片目でちょうどいい。元々形あるものしか見てなかったけど、これで裏っかわにあるものを見ていくチャンスかな」

そう達観したコメントを残しました。

今の世の中、何か行動を起こす時にデメリットを事前に知ることのできる機会も多く、中々動けなくなってしまう事態もあります。

その中であえて視野を狭くすることで、良い点だけを見据えたり、本質を見据えることで行動しやすくなる視野の広さを持つ事ができるような気がします。

この言葉は、夫の内田裕也さんに対してもそのような思いがあったのかもしれませんね。

乳がんの時の言葉

2007年2月、乳がんの手術を行った後、内田裕也さんと向き合うと決めた時のコメントがこちら。

「嫌な話になったとしても、顔だけは笑うようにしているのよ。井戸のポンプでも、動かしていれば、そのうち水が出てくるでしょう。同じように、面白くなくても、にっこり笑っていると、だんだん嬉しい感情が湧いてくるのよ。」

嬉しかったり楽しかったりするから笑うのではなく、笑うからこそ嬉しい事を感じやすくなる。

楽しくないな。

つまらないな。

辛い事や悲しい事があるたびに落ち込むことだけを選び笑うことなんて忘れてしまうものですが、それでも笑っている事が大切だと気付かされます。

樹木希林の死生観

樹木希林さんの死生観についても私たちは見習うべき部分が多いと感じます。

「明日 地球が終わるとして、最後に何が食べたいですか?」という質問に対し

「やっと食べる必要なくなるんだから 食べないです。生きるために食べてるだけですから」

黒木華さんが「なんでそんなに格好いいんですか」と質問したところ

「自分の周りには格好いいと思う物しか置かないようにしている」

ツイッターでも話題になっていた終活の言葉に「死ぬときぐらい好きにさせてよ」というものがあります。

人は必ず死ぬというのに。 

長生きを叶える技術ばかりが進化して 

なんとまあ死ににくい時代になったことでしょう。 

死を疎むことなく、死を焦ることもなく。 

ひとつひとつの欲を手放して、 身じまいをしていきたいと思うのです。 

人は死ねば宇宙の塵芥。せめて美しく輝く塵になりたい。 

それが、私の最後の欲なのです。

良いと思えるものって割と数少ないですよね。

お気に入りのお皿であったり、家具、服…。

本当に必要なもの、良いと思えるものって思ったより少なくて、あれもこれも手にしておきたいという欲が誰にもあると思います。

その欲がなくなった時でも手にしておきたいと思えるものは本当に自分にとって「格好いい」と呼べるものなのかもしれません。

「やったことがほんのわずかだものやり残したことばっかりでしょうきっと一人の人間が生まれてから死ぬまでの間本当にたわいもない人生だから大仰には考えない」

そう言っていた樹木希林さんですが、最期は何を思っていたのでしょうか。

内田裕也さんは最期を看取ることができず、電話越しでの別れになったようです。

今はショックを受けているので気持ちを整理して後ほどコメントすると女性スタッフを通じて語った内田裕也さん。

樹木希林さんの最期は声も出せず筆談でコミュニケーションをしていたという事なので、内田さんに最期何かを伝えたくても伝えられなかったかもしれません。

亡くなる2カ月前に若者に送ったメッセージ

学校に行くことや、生きることがつらい若者へのメッセージを届ける企画「#withyou~きみとともに~」で樹木希林さんに取材をお願いしたところ、以下のメッセージがFAXで届いたそうです。

昔からの本を読むと およそ 同じことを言っている 

自殺した魂は 生きていた時の 苦しみどころじゃないそうだ 

本当かどうかはわからないけど 

信用している 

私は弱い人間だから 自分で命を絶つことだけは 

やめようと生きてきた 

こんな姿になったって 

おもしろいじゃない 

KIKI KILIN 75才

自身もがんの闘病中であった樹木希林さん。

悩んだ末のメッセージだったようですが、どのような状況でも楽しむことをやめないその姿勢。

死んだからといって楽になるわけではない。

樹木希林さんの真っすぐな言葉だと思います。

とても多くの素敵な言葉を残してくれた樹木希林さん。

心からご冥福をお祈りいたします。

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